錦織圭選手が4回戦でついに力尽きてしまった。
しかし本人が一番悔しい思いをしているでしょう。
外野は、ベストを尽くした選手に拍手を送ることしかしてあげられません。
クロアチア出身で、世界ランキング13位のマリン・チリッチが相手でした。
錦織さんが6位なので、格下ではありますが、世界ランキングともなれば、このくらいの差はあまり意味がありませんね。
錦織さんの怪我がなければ、錦織が勝てたかどうか、というのは、もはや机上の空論にしかならないわけです。もちろん勝つ可能性はありますし、錦織選手にはそれだけの実力があります。こんどこそ松岡修造さんが辿り着いた場所にいけると思ったんだけどなあ。
いかに、松岡修造さんの記録がすごいかがよくわかりますよね。錦織さんは松岡修造さんの指導も受けていたので、弟子というか、跡継ぎみたいな存在ですからね。それだけに、今回のウインブルドンで何としても記録に並ぶか、超えるかしたかったはずです。
錦織選手の怪我の具合はどうなの?!
6月のドイツの試合では棄権することになった脇腹の肉離れは完治していたというニュースもありましたが、完治していなかったか、再発してしまったのかもしれません。ウインブルドンが始まってからも不調を訴えていた錦織選手。「楽しくない」と言っていましたよね。こうした体調管理や、怪我とのつきあいもプロのスポーツ選手の仕事のひとつです。コンディションをベストな状態に持っていけなかった時点で、今回の敗戦は決まっていたのかもしれません。
もしかしたら、今回のウインブルドン自体を棄権したほうが、選手としては正解だったのかもしれませんが、あっさり決められれば本人だって苦しむことはないでしょう。この大事な日のために、毎日厳しい練習を積み重ねてきたわけですから、カンタンに棄権なんて言えないのでしょう。その葛藤の中で、錦織選手はとても頑張ったのではないでしょうか。
怪我が慢性化して、繰り返し怪我をするようなら、引退を考えることもあるかもしれません。
しかし、松岡修造から受け継いだ熱い魂が、錦織選手をまだまだ復活させてくれるはずだと信じています。
ともかく、錦織選手おつかれさまでした!とにかく体を休めて、また素晴らしい試合を私たちに見せて欲しいです。そのときは、ウインブルドンなど世界大会で活躍してください!!
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