シヤチハタ株式会社が試験販売した「迷惑行為防止スタンプ」ですが、実際にはどんなアイテムなのか、気になっている男女が多いのではないでしょうか。
また、迷惑行為防止スタンプを護身用に持っておきたい女性、家族や恋人に持たせたい男性も多いと思います。
逆に、迷惑行為防止スタンプが出たことで冤罪を心配する声も多く上がっているのだとか。
そこで、今回は迷惑行為防止スタンプを実際に入手できましたので、その効果をレビューしつつ、使い方をご紹介します。
また、手についたスタンプが洗い落とせてしまうのか、冤罪の心配はないのかと言った声などについてもチェックしていきたいと思います。
Contents
迷惑行為防止スタンプとは
迷惑行為防止スタンプとは、ハンコや文具で有名なシヤチハタ株式会社さんが作った、痴漢などの迷惑行為から身を守るための抑止力を狙ったスタンプです。
Twitterで女性が痴漢から身を守るために、「安全ピンで刺せばいい」といったことが話題になり、それでは女性の方が罪に問われるかもしれない、ということで、その代わりになるものとして考案されたものです。
500個だけ試験販売されました。
売り切れてるぅ…欲しかった…迷惑行為防止スタンプ…痴漢撲滅… pic.twitter.com/RVjAuXz76H
— 断捨離したいTK👑 (@kou_takase) 2019年8月27日
ちなみに、販売開始から30分で売り切れたそうです。
迷惑行為防止スタンプの効果レビューと使い方!注意点も
こちらが実際に購入したスタンプです。
迷惑行為防止スタンプ本体、ブラックライト、ホルダーがセットになっていました。
迷惑行為防止スタンプの使い方・手順
通常は捺せないように「LOCK」状態になっています。
使う場合は、持ち手部分と先端を回転させて、「LOCK」を解除します。
すると、スタンプが捺せるようになる、という仕組みです。
実際に自分の手の甲に捺してみました。
素肌だと、パッと見ではスタンプが捺されたのかわかりません。
これに付属のブラックライトを当てると…
このように光り、スタンプ跡が見えるようになります。
ちなみに、衣服など「布」にも捺せるようです。
試しに「ハンカチ」に捺してみました。
ブラックライトに当てると、きちんとスタンプ跡が浮かび上がりました。
このように、布のような素材にも捺すことができます。
迷惑行為防止スタンプの効果的な使い方は?
まずは、電車に乗る時に、
「カバンに付けたり、手に持つなど、敢えて見せて抑止力効果を狙う」
というのが基本的な対策になるでしょう(´・ω・)
(ぶっちゃけ、黄色い筒状のキーホルダーをぶら下げててもいいかもしれません)
それに、見えるようにしておくことで、あらかじめ周囲にSOSを出す効果も狙えるのではないでしょうか。
一番良いのは、周囲の人が気付いて助けることですが…
ただ、電車に乗っている多くの方は、
ケーサツ沙汰になると仕事に遅れる…
面倒なことに巻き込まれたくない…
と思っているかもしれません。
それなら、
・困っている女性を移動させてあげる
・犯人と思われる男性をじーっと見る
だけでも多少なりとも効果はあると思います。
みんなで助け合えたらいいよね(´・ω・)
迷惑行為防止スタンプの消し方や落とし方!石鹸で落ちる?
迷惑行為防止スタンプが手や衣類に付いた場合、落とせるのかを試してみました。
その結果はこちら。
・手や素肌
⇒水洗い、石鹸洗い、ウェットティッシュでも落ちる
・布や衣服
⇒ウェットティッシュでは落ちない
実際に手洗いしてみた動画はこちらです。
水洗いしてから、ペーパータオルなどで軽くふいただけでもかなり落とせました。
その後、石鹸を使って洗ったところ、完全に落とせていました。
ただ、布製のものに押すと、多少の水洗いでは落とせませんでした。
ちょうど水がかかっている部分にスタンプが捺されています。
水で反射するため、暗くして確認すると、かなりしっかり残っています。
布にはかなりしっかり染み込むようです。
シヤチハタ迷惑行為防止スタンプで冤罪にならないか心配という声もある
迷惑行為防止スタンプが、冤罪やイジメを生むのではないかという声も多くあるようです。
ただ、一方で、スタンプ発売後も冤罪発生率に大きな変化はないので、的外れである、といった声もあります。
とは言え、500個限定での販売でしたので、それほど多くの人の手にはわたっていない状態かと思います。
しかも、購入者はシヤチハタのオンラインショップで会員登録をしているので、悪用した場合、すぐに誰かわかるかもしれませんね。
ただ、いちばん大事なのは、困っている女性のために作られたものなので、それを悪用する人が出た場合、男性女性関係なく、その悪用行為に対してNOを突き付けることが大事ではないでしょうか。
本当なら、迷惑行為防止スタンプが売れないで済む世の中が一番良いのですが…(´・ω・)