仮面ライダーって毎年いろんな作品が作られていますよね。そんな仮面ライダーも映像作品のひとつなわけなので、きちんと「監督」さんがいらっしゃるわけです。
どうも、れおにすです(´・ω・`)ノ
仮面ライダーというと、「昭和ライダー」「平成ライダー」と分けて呼ばれることがありますが、今回は「平成ライダー」で長く監督をされている石田秀範さんについて調べてみました。
石田秀範監督のプロフィール!
石田監督は、1962年生まれで、富山県出身です。
横浜放送映画専門学院(現在の日本映画大学)で基礎を学び、東映プロダクション、つまり特撮の撮影現場に飛び込んでいきます。映像業界の人は、この学校出身者が多い印象ですね。
はじめての特撮の現場は、「宇宙刑事ギャバン」の最終回からだと言われています。いきなり最終回に参加するって、なんかかなりアウェイ感強そうですね(´・ω・`;)
メタルヒーローというジャンルには、すべて参加していると言われており、平成ライダーが始まってから、メイン監督として作品作りに携わったそうです。つまり、「仮面ライダークウガ」から以降、すべての平成ライダーには、かならず石田監督が携わっているということですね。
但し、「仮面ライダーゴースト」のテレビ版には関わっていません。その理由は、「仮面ライダーアマゾンズ」の監督をしていたからですね。
石田監督の愛称「巨匠」の由来は?
石田監督は、「巨匠」と呼ばれ親しまれているようですが、なぜ巨匠と呼ばれているのでしょう。
石田監督は、非常に役者さんのお芝居の演出に対してこだわりが強く、若い俳優であっても、演技指導がとても厳しいことで有名なんです。
石田監督は、どんなに二枚目の俳優さんや、顔が綺麗な女優さんであっても、ちゃんと演技が出来てなければ、顔を正面から撮ってくれないそうです。
これまで、仮面ライダーに出演した俳優さんたちが、そのあと有名になっていくのも、なんとなくうなずけますよね。
最終回とキャラ崩しが得意
得意、なのかどうかはわかりませんが、石田監督は最終回を担当することが多いと言われています。
平成ライダーでは、クウガを初め、ほとんどの作品の最終回のメガホンを取っています。
最終回は、物語を終演に向かわせるために、前の2~3話くらいから話が盛り上がっていき、いろんな伏線や出来事を回収していかなければならなず、物語的にも視聴者がナットクするようなクライマックス感がなければいけません。
石田監督は、その両方をしっかり作りこみ、映像的にも、役者の演技的にも、最高の仮面ライダーを常に作り続けています。
いやぁ、その最終回に何度泣かされたことか(´・ω・`)
また、登場人物でハードボイルドなキャラクターや、ある程度「色」が決まった役がいると、石田監督の回で、ちょっと笑いに走ったり、ドジな場面があったりと、これまでのキャラクター像にはありえない演技をさせることがあります。
「キャラ崩壊」なんて造語もありますが、石田監督の場合、崩壊というより、キャラクターに人間味を与え、より立体的な人物を描いていると言えます。
こうした作品づくりを、もう20年近く続けてきている石田監督は、仮面ライダーには欠かせない名監督と言えるでしょう。
コメント