2019年のNHK大河ドラマは、架空の設定で描かれるとのニュース記事を読んでびっくり!
Σ(´∀`;)ええ~、オリジナルの脚本で描かれたNHK大河ドラマなんてあるの!?
みなさんは知ってました? 私は全然わかりません(´・ω・`)
がんばって思い出そうとしてみましたが、まったくわかりません!!
というわけで、NHK大河ドラマで架空の設定で描かれた作品について調べてみました!
Contents
①架空の設定大河ドラマ!…1967年「三姉妹」
「三姉妹」作品概要
タイトル 三姉妹(さんしまい)
原作 大佛次郎(おさらぎじろう)
放送時期 1967年1月1日 – 12月24日
◎ポイント!
・幕末の動乱から明治維新の日本を、旗本の家に生まれたある三姉妹の視点から描いている。
・NHK大河ドラマで初めての女性主演作品。
「女性初の大河」というのは当時相当話題になってたのかなあ。きっとスゴイ視聴率だったでしょうね!
「19話」と「総集編前編」しか残っていないそうです。
すでに全編通して見ることができない作品とのことで、残念ですよね。
脚本を元に、リメイクするしかない、ということでしょうか…。
主要キャスト
むら(長女):岡田茉莉子
るい(次女):藤村志保
雪(三女):栗原小巻
お三方ともおきれいです…(●´ω`●)
幕末時代の女性モノって今ではよくあるドラマとして見られますが、当時はかなりセンセーショナルだったと思われます!
こうやって新しいジャンルが切り開かれていくんですね!
②架空の設定大河ドラマ!…1980年「獅子の時代」
「獅子の時代」作品概要
タイトル 獅子の時代
原作 なし … 山田太一(やまだたいち)オリジナル脚本
放送時期 1980年1月6日-12月21日
◎ポイント!
・初のオリジナル作品「三姉妹」から13年ぶりの制作されたオリジナル作品。
・時代は幕末~明治維新。
・主人公は、会津藩の下級武士。そして勝者である薩摩藩士のふたりの武士の物語。
・音楽を担当したのは、ダウン・タウン・ファイティング・ブギウギ・バンドの宇崎竜童さんで、ロック風なBGMが使われ話題になった。
・主人公が歴史の英雄ではなく庶民的な人物。
・歴史の裏側にスポットが当てられている。
NHKって保守的なイメージですが、このころからチャレンジ精神あふれる人たちがいたんですね。
面白そうなドラマです(´・ω・`)
主要キャスト
会津藩士 平沼銑次 :菅原文太
薩摩藩士 苅谷嘉顕 :加藤剛
お二人とも渋い…!!
こうやって見ると、豪華なキャスティグですよね…!
再放送してほしいです(´・ω・`)
幕末ってオリジナル脚本が多いんですね。
そういう意味では、ロマンあふれる時代なのでしょう。
③架空の設定大河ドラマ!…1984年「山河燃ゆ」
「山河燃ゆ」作品概要
タイトル 「山河燃ゆ」
原作 山崎豊子「二つの祖国」
放送時期 1984年1月8日-12月23日
◎ポイント!
・大河ドラマ初の「第二次世界大戦」を扱った作品
・日系アメリカ人二世が主人公。
・架空の人物という設定だが、モデルが存在する。
・平均視聴率は21.1%、最高視聴率は30.5%だった。
主要キャスト
天羽賢治:松本幸四郎 / 天羽忠:西田敏行
チャーリー田宮:沢田研二
ほかにも
大原麗子、多岐川裕美、川谷拓三、島田陽子、堤大二郎、柏原芳恵、柴田恭兵、手塚理美、渡辺謙
錚々たるキャスト陣!!
ギャラだけでものすごい金額になりそう!!
本当に大河ドラマって超豪華ですよね。
④架空の設定大河ドラマ!…1986年「いのち」
「いのち」作品概要
タイトル 「いのち」
原作 橋田壽賀子
放送時期 1986年1月5日-12月14日
◎ポイント!
・現代劇で、大河ドラマで一番新しい時代を扱っている。
・歴史上の人物がひとりも登場しない作品だが、ナレーションで実在の総理大臣池田勇人の名前が登場。
・NHK大河ドラマ史上唯一のオールひらがなタイトル!
・戦後の歴史上の出来事をしっかり押さえている。高度成長と農村の過疎化やオイルショックなど。
・映画「Wの悲劇」で注目された三田佳子さんが主演。
ポイントだけ追っかけていても面白そう。観てみたいな~(´・ω・`)
大河ドラマを全部おっかけていたら、人生終わりそうですよね…
主要キャスト
岩田未希(高原未希→岩田未希):三田佳子
高原正道(未希の父):丹波哲郎
高原千恵(未希の母):
橋田壽賀子先生が書かれているんですね~。
どうしても「渡る世間」を思い出してしまいますが、大河ドラマだともっと重厚なリアリティを紡ぎ出してそう。
これも気になる作品ですね。
⑤架空の設定大河ドラマ!…1993年「琉球の風」
「琉球の風」作品概要
タイトル 「琉球の風」
原作 陳 舜臣(ちん しゅんしん)
放送時期 1993年1月10日-6月13日
◎ポイント!
・NHK大河唯一の半年作品。
・前作品『信長 KING OF ZIPANGU』の秀吉役(仲村トオル)を同じ役で登場させている。
・NHK大河初の沖縄が舞台の作品。
・平均視聴率は17.3%、最高視聴率は24.1%
調べれば調べるほど、毎回いろんなことに挑戦しているんですね…(; ・`д・´)
作り手が飽くなき挑戦心を持っていると、作品は限りなく面白くなっていくんだと思います。
主要キャスト
幼少期 啓泰(けいたい):細山田隆人 / 啓山(けいざん):伊藤隆大
成長したら… 啓泰(けいたい):原田優一さん、啓山(けいざん):内田健一さん が演じています。
青年期
啓泰(けいたい):東山紀之
啓山(けいざん):渡部篤郎
主人公たちの父親、楊邦義(よう ほうぎ)は萩原健一さんが演じています。
なかなかにニクいキャスティングです。
琉球の風は、すぐに終わってしまったドラマだったので、情報が少ないですね。
DVDやNHKのアーカイブで観られるので、新しめの作品はゆっくり観られますね。
それにしても、オリジナル作品となると、熱の入り方も違うのでしょうか。
いろんなことに挑戦しているということがわかりました
クドカンさんも2019年の「オリンピック大河ドラマ」に向けて、構想を練っているところでしょう!
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