どうも!れおにすです。
今日は寒かったですね~。やっと風邪が治ってきたのに、またぶり返しそうで怖かったですよ~。仕事も遠出したので、しっかりマフラーで防寒したのでバッチリです!帰宅後も、手洗いとうがいをしたので風邪予防は完璧なわたしです。
ところで、これから冬だと言うのに、NHKの朝ドラの新作の主役発表がありました。「まんぷく」の次に放送が決定している「夏空」という作品で、主演は今をときめく女優さんのひとり「広瀬すず」さんに決定したそうです。
なんでも女性のアニメーターの役らしいですよ。朝ドラと言えば、かならずモデルとなった人物がいますよね。ということは、この女性のアニメーターさんのモデルとなった人物がいるのではないか?と気になりました!
というわけで、広瀬すずさんが演じるアニメーターさんが実在した人物なのかを調べてみたいと思います!
奥原なつは実在する?モデルとなった人物とは
さて、気になるのは「奥原なつ」という主人公にモデルとなった人物がいたのか、ということです。
朝ドラ決まるし、
2年連続 主演・助演女優賞
ダブルノミネートとか
間違いなく平成の大女優やん👑@Suzu_Mg pic.twitter.com/cuq1Q7aQpd
— 広瀬すず 最新情報ch®︎ (@Sz0619_Mg) 2017年11月20日
モデルとなった人物について調べてみましたが、いまのところ不明です。引き続き調べていきたいと思います。分かり次第アップしていきたいと思います。
戦後のアニメーション草創期ということなので、やはり「東映動画」や「虫プロダクション」が舞台なのでは?と推測しています。そこに女性のアニメーターの方がいたのかもしれませんが、現在のところ、モデルとなった人物の特定まではたどり着けていない、という感じですね( >ω< )ノシ
(>_<)う~~~ん…気になる~~~!!
アニメの現場だと、仕上げや美術を女性が担当することが多い、というかってなイメージがありましたが、手塚治虫大先生の虫プロダクションでも女性のアニメーターさんが活躍していたそうです。
一体誰なんだろう~~( ‘ω’ )うずうず
奥原なつのモデルはアニメーター奥山玲子さん?
東映動画の女性アニメーターを調べていたら、「奥山玲子」さんという女性アニメーターさんにあたりました。
主人公が「奥原」という名字なので、もしかしたら当たりかもですね!
※奥山玲子さんは、2017年現在すでに他界されている故人だということです。2007年5月6日肺炎が原因でお亡くなりになっているそうです。
東映動画の長編アニメ第一作目「白蛇伝」という作品に動画で参加されたのが最初のようです。それ以前は、東北大学教育学部で学生をやっていたそうですが、家出して上京されたらしいです。
デザイン会社に入社して働き始めるけれど、うまく行かなかったようで辞めてしまったのだそうです。その後、叔父さんの紹介で「東映動画」に入社したとのこと。
奥山玲子さんは、とても男勝りな性格で、自分で仕事をもぎ取ってくるような勝ち気な女性だったらしいです。組合活動に参加したり、かと思えば、毎日カラフルな洋服を日替わりで着こなすファッショナブルな方だったようです。
4月1日からのNHKの朝の連続テレビ小説「なつぞら」は女性アニメーターの活躍を描くドラマ。モデルは奥山玲子さん(1936-2007)です。奥山さんは東映動画の初期に「白蛇伝」をはじめ多くの長編アニメーションを手掛けられました。小田部羊一さんと結婚され小田部さんがドラマの監修をされています。 pic.twitter.com/4g1Tnc9oYm
— masatoki.rail (@MasatokiRail) 2019年2月16日
(´・ω・)やっぱり奥山さんがモデルだったんだネ
人となりを調べていくと、とても魅力的な女性だなあという印象です。
「画づくり」をするクリエイティブな職業の人って感じ!
以下、参加された作品一覧です。
作画ウィキより引用しました。
■白蛇伝(1958) 動画
■少年猿飛佐助(1959) 動画
■西遊記(1960) 動画
■安寿と厨子王丸(1961) 動画
■アラビアンナイト シンドバッドの冒険(1962) 原画
■わんぱく王子の大蛇退治(1963) 原画
※夜のオス国パートの原画・デザイン
■わんわん忠臣蔵(1963) 原画
■ハッスルパンチ(1965-1966) 作画
■太陽の王子ホルスの大冒険(1968) 原画
マウニと子供達(叶精二氏のツイートより)
■長靴をはいた猫 (劇場/1969) 原画
ピエール家での殺し屋3匹とペロの乱闘、ダニエルとレーモンが金貨を分けるカット、城下の群集、魔王ルシファの登場~退場
(「日本のアニメーションを築いた人々」より)
■空飛ぶゆうれい船 (劇場/1969) 原画
ラストシーンの波
■海底3万マイル(1970) 作画監督
■ひみつのアッコちゃん (1969-1971) 作画監督 44話 61話
■どうぶつ宝島 (劇場/1971) 原画
冒頭のベンボー亭、黒装束の豚たちの襲撃前後(「日本のアニメーションを築いた人々」より)
■アリハバと40匹の盗賊 (劇場/1971) 原画
■さるとびエッちゃん (1971-1972) 作画
■マジンガーZ(1972-1974) 作画監督 69話 原画 75話
■ながぐつ三銃士(1972) 原画
■魔犬ライナー0011変身せよ(1972) 原画
■ミクロイドS(1973) 作画監督
■マジンガーZ対デビルマン(1973) 原画
■ミラクル少女リミットちゃん(1973-1974) 作画監督 3話
■きかんしゃやえもん D51の大冒険(1974) 原画
■マジンガーZ対暗黒大将軍(1974) 原画
■アンデルセン童話 にんぎょ姫(1975) 作画監督
■ゲッターロボG (1975-1976) 作画 31話 37話
■長靴をはいた猫 80日間世界一周(1976) 原画
■母をたずねて三千里 (1976) 作画監督補佐
■あしたへアタック(1977) キャラクターデザイン
■龍の子太郎(1979) 原画
■じゃりン子チエ(1981) 原画
■名犬ジョリィ(1981-1982) 原画 32話 38話
■火垂るの墓(1988) 原画
見守る母の前で清太が沖のブイまで泳ぐ海の回想シーン。波は小田部羊一氏が手伝った(叶精二氏のツイートより)
■注文の多い料理店(1991年完成) 作画
■冬の日(2003) 原画
ものすごい数の作品と、すごい作品に多く関わっていることがわかります。
女性だから…というと語弊があると思いますが、やはり映像業界って男社会なところがあるので、その中でこれだけの仕事をやってきた奥山玲子さん…すごいです!!!
間違いなく日本のアニメのひとつの時代を作ってきた女性のひとりですね。
どれかひとつ、作品を見返してみたくなりますね。
そう考えると、「夏空」の奥原なつは、奥山玲子さんである可能性が濃厚ですね。
NHK朝ドラ夏空とは
「まんぷく」の次に放送が決まっている「夏空」は、戦後の日本が舞台で、広瀬すずさんが演じる主人公・奥原なつは、北海道から東京へアニメーターを目指して上京するというあらすじのようです。
物語は、戦争で両親を失ったヒロイン・奥原なつが北海道の大地で癒され、たくましく育ち、やがて上京し、当時はまだ“漫画映画”と呼ばれていたアニメーションの世界に飛び込み、アニメ草創期を支えた女性アニメーターとして活躍していくさまを描く。
引用元:http://www.cinemacafe.net/article/2017/11/20/53995.html
脚本は、大森寿美男さんという脚本家の方で、石原さとみ主演の「てるてる家族」、「精霊の守り人」シリーズや、大河ドラマ「風林火山」を手掛けている方だそうです。これは期待が高まりますよね~!
それにしても「戦後の女性アニメーター」にスポットを当てるなんて、NHKも時代とともに変わってきましたね…(しみじみ)
どんな内容になるか、今からとても楽しみです!((o( ‘ω’ )o))ワクワク
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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