どうも!れおにすです(´・ω・`)ノ
BSドラマ「獄門島」の犯人のひとりである和尚(奥田瑛治)との対決の場面、
ほんっっっとすごかったですね~~~!!
長谷川博己さんが、今までにない金田一耕助を演じました!
あまりの凄さに、思わず笑ってしまいましたよ!w
とてもおもしろかったので、感想ついでに、
ロケ地や演技のことを調べてみました!
「解決編」ラストの対決場面のロケ地!
佐渡ヶ島の中央に位置する清水寺(せいすいじ)というお寺。
そこが、和尚と金田一耕助が対決?した場所です。
2本の大きな柱が特徴ですね。
その向こうに見える自然の壮大さが、
人間の愚かさみたいなものを強調しているようにも見えます。
とてもキレイなお寺さんですね。
あんなおどろおどろしいドラマの撮影なのに、
よく貸してくれましたよね~(;^ω^)
住職、太っ腹だよね~(*´∀`*)
清水寺の場所はこちらです。
撮影した建物は、京都の清水寺(きよみずでら)をモデルにして作っているそうです。
救世殿(ぐぜでん)と名付けられています。
由緒正しい、歴史の深いお寺での撮影だったんですね。
俳優陣の演技にも気合が入るというものです。
長谷川博己による新しい金田一耕助の誕生!
大抵、事件の謎を解いた金田一耕助は、
ハードボイルド的な主人公として
そこに存在し、物語から去っていました。
ですが、長谷川博己さんの金田一耕助は、
これまでの金田一耕助とは違い戦争体験により
心に深い傷を抱えた人物として描かれています。
最後の事件の謎をすべて解き明かした金田一は、
和尚の精神を、徹底的に痛めつけ、
ボロボロになるまで追い詰めるのです。
鬼頭 一(きとう ひとし)が生きているという情報は
「復員詐欺」の男がもたらしたデマカセであったことを明かします。
和尚らの凶行はすべて無駄な行為だったのです。
「戦死していたんだよ!みーんな死んだんだ!」
「果たさなくていい約束を必死で果たして!!」
「無駄無駄無駄!無意味!ごくろーさまでした!ざまあみろだ!」
「見ろ!全部解いてやったぞ!!」
「思いも及ばぬこと?そんなものはない!!なぁい!そんなものはないんだ!!アハハハハハハ!!」
大声で罵り、嘲け笑う金田一。
その面持ちは、もう完全に悪役です。
崩れ落ちる和尚。
笑いすぎてか、酸欠か、まるで糸が切れた人形のように
金田一もまた崩れ落ちます。
この長谷川博己さんの強烈な演技、
それをしっかりキャッチする奥田瑛治さんの絶妙な演技。
視聴者には、和尚と金田一が「光と影」のような対の存在に見えたのではないでしょうか。
金田一もまた、戦場で奪う必要のない命をたくさん奪ってきたのかもしれません。
日本の勝利を信じて戦った人たちが味わった虚無感を表現しているのでしょうか。
私は戦争を知らない世代なので、なんとも言えませんが、
長谷川博己さんの演技からは、そうした虚無感や絶望感みたいな感情を受け取りました。
この「獄門島」は最後の場面だけ見ても圧巻の一言。
このクライマックスに繋いでいくための、前半部分の緻密な演出。
すべてが最高のドラマだったと思います(*´∀`*)ノ
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