注意!この記事にはネタバレがありますよ(´・ω・`)ノ
『超高速!参勤交代リターンズ』で、トンデモ弓矢が登場しました。
それは知念侑李さん演じる鈴木吉之丞が使った弓矢なんですが、それはなんと鎧を貫くドリル弓矢だったのです!
どうも、狙った的は外さねえ!でお馴染みのれおにすです(´・ω・`)ノ
ドリル弓矢なんて、江戸時代、それも徳川吉宗公の時代に存在していたのでしょうか。
気になったので調べてみました。
弓矢を使ったのは、鈴木吉之丞(すずきよしのすけ)
Hey! Say! JUMPの知念侑李さんが演じた鈴木吉之丞は弓の名手という設定。
設定というより、鈴木吉之丞は実在の人物で、一族には弓の名手が多かったそうです。
実際には、讒言(ざんげん)という罪で獄中死した人物らしいですが、超高速参勤交代では二枚目のモテキャラとして登場します。
グーグル先生曰く、讒言とは「他人をおとしいれるため、ありもしない事を目上の人に告げ、その人を悪く言うこと。」だそうです。
悪いことしちゃったんですね・・・(´・ω・`)アラア…
鎧も貫くドリルの矢は本当にあったのか?
ドリルは男の魂なので、あんな弓矢あるわけないじゃん!というクレームは一切受け付けません。わたしは観ていて何の違和感もありませんでしたね。
ところで、本当にあんな弓矢はあったのでしょうか。
調べてみたところ、それらしい代物はまったくありませんでした。ドリルの矢というのは、完全に創作かと思われます。
ですが、鎧や甲冑を貫く強力な弓矢はありそうな気がします。
Youtubeにこのような動画がありました。
「固物射貫(かたいものいぬき)」という競技形式?のようです。
この競技ではカブトを貫いてますね…!
しかし、調べていくと、安土桃山時代以降、江戸時代あたりの甲冑はかなり丈夫に作られるようになったらしく、弓矢では貫通できないであろうという見方が強い。ということがわかりました。
現代の弓矢と、江戸時代の弓矢とでは、強度や威力って変わってるかもしれませんね。
というわけで、『超高速!参勤交代リターンズ』に登場したドリルの弓矢は、劇作上の架空の武器ということになります。
前作でもカーブする矢がありましたが、あそこまで極端なカーブがかかるのも空想上の技、ということですね。
映画は楽しんだ者勝ちですよ~(´・ω・`)ノ
コメント