10月から山田涼介さんが主演のドラマ「カインとアベル」が始まりますが、タイトルはそのまんま「聖書」ネタですね。ここまでそのままだと、キリスト教の人たちから怒られないのかな?ってちょっと心配になります。
どうも、れおにすです(´・ω・`)ノ
公表されているあらすじを読んでいたら、これはほぼアメリカの映画「エデンの東」なのでは!?と気になりました。
本編ではどんなふうにアレンジされるのでしょうか。
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『エデンの東』とは
1955年のアメリカ映画です。
ジェームス・ディーンという有名な俳優さんを主演に製作されたある家族と若者の愛情にまつわる物語です。
主人公は、父親の愛情に飢えた次男キャル。だが父親は兄である長男アロンばかり目をかけていた。
そんな孤独なキャルの気持ちに共感していったのは兄アロンの恋人であるアブラ。ふたりは次第に心を惹かれ合っていきます。
父親の愛情を得たいキャルは、戦争特需で儲けたお金を父に渡そうとするが、「戦争で儲けたお金などいらない!」と拒絶されてしまいます。
傷ついたキャルと兄の恋人アブラは親密になりますが、そのことが兄に知れてしまい、兄アロンはショックのあまり戦争に行ってしまいます。
そのことが原因で、さらに父から拒絶されてしまう結果となりますが、アブラの必死の説得により、父はキャルの心を知り、親子の絆が戻る。
というお話。ちょっとざっくり過ぎてゴメンナサイ。
親の愛情を得るために兄を殺す弟の話、聖書に記されている「カインとアベル」の物語を下敷きに書かれたお話ですね。
『エデンの東』の劇中では「カインとアベル」にまつわる聖書の一節がセリフとしても登場します。
ドラマ『カインとアベル』もこのようなストーリーになると公表されていますね。
ドラマ『カインとアベル』と映画『エデンの東』のあらすじを比較
ドラマ『カインとアベル』のあらすじ
ドラマのほうの『カインとアベル』はこのようなあらすじです。
高田優は、デベロッパー会社の社員。優の父は幼い頃から成績優秀な兄に目をかけ寵愛し、優には無関心。優は父親の愛情に飢えていた。どうにか父に認められたい…。
ある日、優は一人の女性と巡り会う。出会いは最悪だったが、仕事や思いもよらぬ展開を通して、徐々に彼女に恋愛感情を抱き始める優。しかし、皮肉にもその女性は兄の恋人だという事実…。
「好きになってしまった感情は、簡単には忘れられない」。
複雑な恋愛模様、兄そして父との葛藤の中で、度重なる危機に直面する優が、一人の男として、そして一人の人間として変貌を遂げるべく、今歩み始める…。引用:http://blog.fujitv.co.jp/CainandAbel/index.html
主人公は父の愛情に飢えていること。
恋心を寄せた相手が兄の恋人であること。
この2つのポイントは、『エデンの東』とまったく同じと言っていいでしょう。
あらすじ予想!『カインとアベル』では兄殺しをどう描くか
『エデンの東』では、「兄アロンが戦場に行くことになる」ことが兄殺しを表現していると言われています。
きっかけは、主人公キャルが兄の恋人アブラと付き合ったことでした。
ドラマ『カインとアベル』においても「兄殺し」は間違いなく起こります。
考えられる展開はいくつかあります。
・直接的に命を奪う。つまり「殺人」を犯す。
・スキャンダルなどで社会的地位や信用を貶める。
おそらくは合法的に兄を抹殺する手段を考えるはずです。
聖書のカイン、『エデンの東』のキャルのように、今回の山田涼介さんが演じる優とは、おそらく心が純粋すぎて、愛情を求めるあまりに善悪の区別なく行動してしまうという行動を取ることは間違いないでしょう。
その純粋さが、はたして父の心にどう響くか、愛か、拒絶か、祝福なのか、破滅なのか。
ドラマの放送が待ち遠しいですね!
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